3月のあの大地震から2ヶ月が過ぎて、これから長く続くだろう復興にやっと手がつけられ始めたかなと思うこの頃。まだ何千人という人が行方不明のままだけど、仮設住宅がたちはじめ、なんとか前へ進もうとしているのではないかと。
被災直後は命からがら、助かっただけでも幸せと思った人がほとんどだったでしょう。
そして2ヶ月。
避けられない目の前の現実を見ざるを得なくて、もしかすると、今、ものすごくつらい時期なんじゃないでしょうか。
なにかできないことはないかとの思いは、あの日以来ずっと消えることがありません。
ポイントの募金、被災地の子供たちへの勉強道具のプレゼントなどなど、できることは細々とやっているものの、なにか自分だからできることはないのかと思うようなことも。
そんなときに見かけた中澤先生の6インチ台紙のプレゼント。
傷んだ写真を復元している方々が現地にいて、復元した写真に添える台紙づくりのプロジェクト。
SBだからできることをみつけて、すぐに先生にコンタクトを取り、微力ながら協力させてもらいました。
6インチ応援プロジェクト
写真を手にして台紙たちを見たとき、「あぁかわいい」と一瞬でも笑顔になってくれたら。
笑顔の源になってくれたら。
そう思って、お花をアクセントにした6インチを送りました。
友人のやちこさんも作ってくれて、一緒に送りました。
それらは被災地へ届き、いつか現地の人々の手に渡ることでしょう。
今回、富士フィルムさんが現地の復元をバックアップされることになったのも嬉しい知らせでした。
今回、大勢が家族や身内、友達を亡くしたことでしょう。
忘れないよとの思いは強くても、写真一枚あるのとないのでは、寂しさが違ってくるのでは。
現地で一枚でも多くの写真の持ち主のもとに戻り、心のよりどころ、支えとなって力を与えてくれることを祈らずにはいられません。
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